最高の人生の見つけ方|あらすじキャストまとめ!ネタバレ感想も紹介!

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2019年に公開された映画「最高の人生の見つけ方」は、ロブ・ライナー監督による同名映画を元に日本版にリメイクしたハートフルドラマです。

原作のハリウッド映画ではジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン両者によるダンディな老人二人が主役だったのに対し、日本版は吉永小百合と天海祐希を主役にあてた女性視点の物語となっています。

今作の監督を務めるのは犬童一心さん。「ジョゼと虎と魚たち」「眉山」「のぼうの城」など、繊細な作風や人間ドラマで高い評価を得ているヒットメーカーです。

死に直面した二人が何を思うのか、オリジナルと比べてどのようにリメイクが活きているのか…などなど、見どころの多い温かな作品です。

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最高の人生の見つけ方|あらすじ

家庭の為に生きてきた幸枝(吉永小百合)と、会社の為に生きてきたマ子(天海祐希)。

大真面目な主婦と大金持ちの女社長。性格も人生も正反対の二人はたまたま同じ病院に入院したものの病室も全くの別物で、一番安い大部屋に入院した幸枝に対してマ子は最高級の個室に入院していました。

そんな決して出会うはずのない二人でしたが、思いがけず、ひょんなことから2人部屋で同室となります。

やり手秘書の高田(ムロツヨシ)にはかしずかれ、副社長であり一回りほど年下の夫・輝男(賀来賢人)が颯爽と見舞いに現れるなど、どこから見てもマ子はセレブな成功者でしたが、幸枝は輝男が病院の前で若い愛人と落ち合うのを目撃してしまいます。

そんな幸枝もまた、頼りにならない夫の孝道(前川清)と息子の一慶(駒木根隆介)の代わりに、しっかり者の娘・美春(満島ひかり)に「もしもの時」のことを頼もうとしましたが、見舞いに来てくれた美春はこれを拒みます。

やがて、どこかワケありの2人は互いの唯一の共通点が「余命宣告を受けたこと」だと知るのです。

その後、二人は一時的に退院しましたが、ある時、マ子の元に幸枝から一本の電話が入りました。

余命宣告を受けたものの、自分の残りの人生にやりたいことなど何もないことに気づいた幸枝は、病院で出会った12歳の少女が落としていったノートのことを思い出したのです。

人生を力いっぱい楽しみたいという夢が詰まった、〈死ぬまでにやりたいことリスト〉をやってみようと思うと語る幸枝。

最初は呆れていたマ子でしたが、「自分のためです」という幸枝の弾んだ声に心を動かされ、気づいた時には「それ、私も乗るわ」と宣言していました。

「スカイダイビングをする」「ももクロのライブに行く」「好きな人に告白する」―――今までの自分なら思い付きもしない数々の願いを、出会った沢山の人々を巻き込んで次々と成し遂げていく幸枝とマ子。

旅の途中、二人は笑いあって、喧嘩もして、沢山のことを経験します。そしていよいよ、リストが残りわずかとなった時……。

幸枝とマ子が想像もしていなかった「ある奇跡」が、2人の出会いと友情を祝福するように待っていたのです。

最高の人生の見つけ方|キャストと見どころ

北原幸枝(吉永小百合)…余命わずかな大真面目な主婦

剛田マ子(天海祐希)…余命わずかな大金持ちの女社長

高田学(ムロツヨシ)…マ子の秘書

北原美春(満島ひかり)…幸枝の娘 ※若き日の幸枝との2役

神崎真梨恵(鈴木梨央)…「やりたいことリスト」を書いた12歳の少女

北原一慶(駒木根隆介)…幸枝の息子

ももいろクローバーZ

三木輝男(賀来賢人)…マ子の年の離れた夫であり副社長

北原孝道(前川清)幸枝の夫

原作のハリウッド映画が世界中で大ヒットした名作であることを考えると、吉永小百合さんと天海祐希さんのタッグは作品に見劣りしない堂々たるキャスティングと言えるでしょう。

吉永さんの推薦で天海さんが起用された経緯も、吉永さんが女優として個人として深く天海さんを信頼していることが伺えます。

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また、秘書の高田を演じるムロツヨシさんは原作映画鑑賞時から秘書役に憧れており、リメイク版の今作にあたっては自ら逆オファーをしたと言うのですから、その気合いの入りようは並ではありません。

そのほか脇を固める俳優さん達の名演技もさることながら、ももいろクローバーZの元気いっぱいのお馴染みの姿は、スクリーンの向こうからでも生き生きと伝わってきます。

映画では彼女達と一緒に幸枝とマ子が踊ったり、高田もある姿を披露するなど、ライブシーンは作中でも特にエネルギッシュかつ捧腹絶倒の必見です!

最高の人生の見つけ方|ネタバレ感想

リメイク映画の宿命でもありますが、大ヒット作を原作とする今作ではオリジナルの渋くチャーミングな老人二人が忘れられないという意見もありました。

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特に今作は主人公を女性に変えたり、棺桶ノートを第三者の落としたリストにしたりと様々な攻めた変更点があったためSNSでの意見も様々です。

ですが全体的には肯定的な意見が多く、女性だからこその物語展開や、一方で原作に忠実な温かくも涙を誘う感動など、リメイク設定と原作リスペクトを見事に調和させた一作だったと言えます。

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「最高の人生の見つけ方」リメイク版まとめ

観る人のそれぞれの好みや着眼点によって評価が変わる今作ですが、「何故このリメイクなのか」が劇中で活かされており、なるほどと納得させられることも多いです。

主役が女性だから、日本だからこそ生まれたリメイク映画「最高の人生の見つけ方」は、間違いなく偉大なオリジナルに負けないエネルギーと感動に満ちた一作です!



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