イソップの思うツボ|あらすじキャストまとめ!ネタバレ感想も紹介!

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「イソップの思うツボ」は、2018年に異例のヒットを飛ばしたゾンビ映画「カメラを止めるな!」を手掛けた上田慎一郎監督を中心に、当時の クリエイター陣が再び結集し制作された日本映画です。

2019年に放映された今作は構想3年に加え、上田慎一郎のほか中泉裕矢浅沼直也を二名を監督に迎えた異色のトリプル監督作として話題になっています。

3人の少女たちの出会いを皮切りに、予測不能の物語が紡がれる様はまさに「カメ止め」のようです。

しかし一方で、全く異なるサスペンス映画としての異彩を放っています。

今回は、そんな不思議で危険な魅力溢れる作品の見どころをご紹介します!

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イソップの思うツボ|あらすじ

主人公の亀田美羽(石川瑠華)は、優しい母を除けば親しい相手は「亀」だけの、友だちのいない内気な女子大生。

「日本一の仲良し家族」として人気タレント一家の娘である同級生・兎草早織(井桁弘恵)がうらやましくて仕方がない日々を送っています。

そんなある日、臨時講師として八木圭佑(高橋雄祐)が大学にやってきます。彼の爽やかさに惚れっぽい早織はすぐに夢中になり、積極的にアプローチしていきます。

美羽もまた八木が気になっていますが、美羽は二人の姿を遠くから眺めていているばかりです。

一方、父親と復讐代行業を営む戌井小柚(紅甘)は、仲良く父とその日暮らしを送る傍らで密かに憧れるファッション業界に、自身の人生を思いを巡らせていました。

「うさぎ」と「亀」、そして「犬()」の名前を持ち、決して交わることのなかった3人の娘。

やがて彼女達とその家族は「空から亀が降ってきた」ことをきっかけに、まるで有名童話のような奇想天外な騙し合いを繰り広げるのでした……。

これは甘く切ない青春映画ではない!

ダマされるな!!!!!

誘拐、裏切り、復讐、がされる化けの皮!

予測不能の騙し合いバトルロワイヤル!

結末は、あなたが思い描くどれとも、、、、違う!!!

イソップの思うツボ|キャストと3人の監督

【キャスト】

石川瑠華(亀田美羽)

井桁弘恵 (兎草早織)

紅甘 (戌井小柚)

斉藤陽一郎 (戌井連太郎)

藤田健彦 (田上)

髙橋雄祐 (八木圭佑)

桐生コウジ(兎草信司)

川瀬陽太 (近藤)

渡辺真起子 (亀田美紗子)

佐伯日菜子 (兎草裕子)

【監督】

上田慎一郎

中泉裕矢

浅沼直也

今回は俳優と共に監督も大きな注目を集めています。

なぜなら、「三人の映画監督が一本の作品を撮る」という異例の撮影スタイルだからです 。

複数の監督が一つの話を作ると聞くと、短編ストーリーを繋ぎ合わせる所謂オムニバスが浮かびますがそれも違うようで、あくまで三人で一つの物語全体を作っています。

つまり、2018年に「カメラを止めるな!」で低予算のゾンビ映画ながら社会現象まで引き起こす大ヒットを飛ばした上田監督の最新作は、世界的にも珍しい斬新な撮影方法なのです。

また、今作にて上田監督と共にトリプル監督を務めのは中泉裕矢、浅沼直也の両氏。

共に「カメラを止めるな!」で上田監督の映画製作を支えた実力者です。

 

中泉監督は国内外の映画祭にて多くの受賞経験を持ち、「カメラを止めるな!」では中泉監督が撮影したスチール画像はポスタービジュアルに起用されました。

映画制作のみならず映画教育の分野でも精力的な中泉裕矢監督は、2012年に上田監督と出会って以来、共にオムニバス映画を手掛けるなど親交もあります。

同業のライバルであり、友として気の置けない関係なのかもしれませんね。

また、浅沼直監督は上田監督に負けない曲者です。

浅沼監督は最初から映画製作の道を歩んでいた訳ではなく、舞台役者から映画監督へ転身し、2011年から制作に乗り出したという異色の経歴の持ち主です。

TV番組の演出と様々な分野で映像制作に携わっており、「カメラを止めるな!」では助監督として上田監督を支え、また後に制作された「カメラを止めるな!スピンオフハリウッド大作戰!」では監督に抜擢されたことでも話題になりました。

そして映画の花である主演女優3人にもご注目です。

井桁弘恵 、石川瑠華、紅甘の若手女優3人について、監督達は抜擢した理由をそれぞれ語っています。

井桁弘恵が監督の要望に対して的確な演技で返すレベルの高さであることに対し、石川瑠華、紅甘は彼女達が醸す危うさや力強さが大きく評価されています。

華やかな演技が出来る井桁、何をするか分からないミステリアスな石川、監督の言葉を借りると「拳感」のある紅甘。

先が読めない作品として既に話題だった今作。それを勝ち取った彼女達の「秘められた魅力」を是非ストーリーと共に追い駆けてみてください!

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イソップの思うツボ|ラストネタバレと感想

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「カメラを止めるな!」が混沌とした内容ながら成功したせいか、同じようなワクワク感を期待していくと肩透かしを食らった…という意見もあり、賛美両論が分かれる内容のようです。

ただし、その上で「何度も見てしまう」「巧いタイトル」という意見もあり、監督達3人の腕が決して凡庸ではないことも伺えます。

イソップと言えば教訓めいた物語で有名な作家ですし、「イソップの思うツボ」は「カメ止め」とは別の、もっと深くてドロドロした部分に魅力があるのではないでしょうか。

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まとめ

「イソップの思うツボ」は「カメラを止めるな!」とは別のダークな魅力が潜んでいます!

同じような熱量を求めると物足りないと感じる可能性もありますが、嵌れば何度も見てしまうクセのある映画です。

フレッシュな魅力溢れる3女優×やり手の3監督の究極のタッグを是非、心してお楽しみください!



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