2017年制作の映画「ひるなかの流星」は大人気少女漫画を実写化した青春ラブストーリーです。
メガホンを取るのは「潔く柔く」「四月は君の嘘」など青春恋愛映画の評判が高い新城毅彦監督。漫画家のやまもり三香原作の大ヒット漫画を元に、教師に恋し同級生に恋をされた少女・すずめの初恋と究極の三角関係を描きます。
女子中高生の‟初恋のバイブル” とまで称されるこの物語のヒロインを演じるのは人気若手女優の永野芽郁 さん。相手役は同じく絶大な人気を誇る若手俳優の三浦翔平さんと白濱亜嵐さん(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE) が演じるとあって、高い期待を寄せられた作品です。
今回は、そんな甘く初々しい胸キュン映画「ひるなかの流星」の魅力をご紹介します!
ひるなかの流星|あらすじ
(引用:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/hirunaka.html)
高校2年生の与謝野すずめ(永野芽郁)は、両親の外国赴任をきっかけに東京に住む叔父・諭吉(佐藤隆太)の家に居候することになりました。上京してきたすずめは叔父の家に向かいますが目まぐるしい都会の空気に飲まれてしまい、子供の頃に見かけた昼間の流れ星を見たと思った矢先、倒れてしまいます。
その時、ある獅子尾(三浦翔平)という青年がすずめを助けてくれました。彼は諭吉の大学時代の後輩です。恩人ではあるものの彼に「軽い男」という印象を持ってしまったすずめですが、彼はなんと、すずめの転校先のクラス担任でした。
(引用:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/32454/)
慣れないすずめを獅子尾は学校でフォローしてくれます。すずめは友達を作ろうとまずは、隣の席に座っていた馬村(白濱亜嵐)という青年に声を掛けます。馬村は不愛想でしたが、友達になって欲しいと言うすずめと翌日から話しをしてくれました。
ですが、馬村と話せる唯一の女子ということでゆゆか(山本舞香)に嫉妬されたすずめは、野外授業の最中に嘘をつかれ山で遭難しかけてしまう。そんな危機を支えたのは馬村でしたが、助けに来たのは獅子尾。救護室では、目を覚ましたすずめのために蛍を部屋に離すというサプライズを仕掛ける。初めての出会いから少しずつ変わっていく獅子尾の印象。
嫌がらせをしてきたゆゆかとは互いの思いをぶつけ合って仲良くなれたすずめでしたが、一方で獅子尾への気持ちは相変わらず何か分からないままです。
(引用:http://chachaswitch.com/2018/07/06/post-6161/)
「初恋」をまだ経験していないすずめに、仲良くなったゆゆかはアドバイスをします。
「好きに答えも理由もいらないの、恋は理屈じゃない」
よく分かってない様子のすずめに対して、ゆゆかはヘアメイクを施します。初めてのメイク姿を獅子尾に見られそうになったすずめは思わずカーテンの陰に隠れてしまいます。獅子尾は悪戯っぽくカーテンをめくりますが、そこにいた垢ぬけたすずめの姿に思わず見惚れてしまいます。そしてすずめも同じく、思いがけない獅子尾の表情に彼への恋を自覚するのでした。
翌日、叔父の諭吉に頼まれ買い出しに行くすずめを獅子尾は手伝います。獅子尾は商店街のくじ引きで熱心に水族館を狙ったり、無邪気に石段を歩くすずめの姿を見守ります。すずめもまた、危ないからと手を取ってくれた獅子尾の行動や言葉の一つ一つに胸を高鳴らせ、完全に「初恋」に溺れていくのでした。
一方で馬村の心は複雑でした。
幼い頃に母が家を出て男だらけの家庭で育った彼は、それ故に女子が苦手で触られるだけで赤面してしまうほど免疫がありません。すずめはそんな馬村の性格を見抜いた上で真っすぐに「友達になってください」と言ってきた、学校で唯一話せる存在だったのです。
(引用:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/32454/)
初恋に浮かれるすずめに対して馬村はなんとも言えない感情を持て余し、思わずすずめの頬にキスしてしまいます。何も言わずに立ち去った馬村でしたが、すずめにはそんな彼の気持ちが分かりません。心ここにあらずなすずめを見兼ねたゆゆかは、獅子尾に告白するように背中を押しました。
クリスマスが近づく頃、獅子尾へのプレゼントを用意したものの、クリスマスパーティーの誘いを断った獅子尾に会えずにすずめは悶々としていました。
そんなすずめに馬村はそっけなく接しますが、やがて彼女を元気付けるためにイルミネーションを見せに連れ出します。「あいつ」と約束してたんじゃないの?と馬村がカマをかけてみると、素直なすずめはすぐに獅子尾の話をしてしまいました。そして、クリスマスはすずめの誕生日であることも初めて知ります。
すずめの本心を聞いてしまった馬村は、自分の気持ちを抑え込むことにしました。
すずめの誕生日でもあるクリスマス当日。一度は仕事のためすずめの誘いを断った獅子尾ですが、やはり諭吉の店で会うことにしました。
すずめは用意していたプレゼントを渡し、獅子尾はすずめが行きたがっていた水族館のチケットを見せました。明日は2人で初めてのデートをしようと約束しました。
しかし、2人は「教師」と「生徒」です。すずめと獅子尾が並んで歩く姿を見かけた諭吉は、獅子尾を呼び出して倫理的に諭します。さらに翌朝には、獅子尾を待ち構えていた馬村から、すずめを軽くたぶらかすな、と真正面から言われます。獅子尾は大人の対応を強いられた末に、「遊び」であることを匂わせるのでした。
その日の放課後、水族館に行く前に決死の思いで告白したすずめに対して、獅子尾から「ありがとう」という煮え切らない返事と約束をキャンセルしたいと言われてしまいます。獅子尾はすずめに「好きじゃなかった」と伝え、これ以上関係を深めないようにすずめの気持ちを遮るのでした。
初めての失恋でどうしていいか分からないすずめは馬村に思いの丈をぶつけます。馬村はそんなすずめをそっと抱きしめ、「俺のこと好きになればいいのに」と彼女に伝えます。
(引用:http://chachaswitch.com/2018/07/06/post-6161/)
感情が溢れてしまった馬村でしたが、思いがけない馬村の告白にすずめの心は追い付きません。更に。その一部始終を見てしまったゆゆか。親友が馬村を好きだと知っていながら裏切るようなことになってしまい、すずめは初恋だけではなく友情まで失ってしまったと勘違いをしてしまいます。
初恋も友情も失ってしまったと落ち込むすずめは、年末に実家へ戻り新学期が始まっても引きこもったままでした。全く連絡のつかないすずめを見兼ねた馬村とゆゆかは、彼女の実家を訪ね、そこでようやく腹を割って話し合えました。馬村もまた、改めて素直にすずめに告白をします。困難を乗り越え、それぞれの絆が深まった瞬間でした。
ひるなかの流星|キャスト紹介
(引用:https://instagrammernews.com/detail/1399197434928494965)
永野芽郁(与謝野すずめ)
三浦翔平(獅子尾五月 )
白濱亜嵐(馬村大輝)
山本舞香(猫田ゆゆか)
小山莉奈 (鶴谷モニカ)
大幡しえり (亀吉奈々)
小野寺晃良 (犬飼学)
室井響 (猿丸小鉄)
佐藤隆太 (熊本諭吉)
女性向けの甘く華やかな映画なだけあって、主要キャスト3人が並ぶ映画ジャケットなどはその愛らしさとイケメンぶりでキラキラしています。ですがやはり大ヒット漫画の実写というプレッシャーは大きかったらしく、特に今回初の主演映画となる永野芽郁さんは心身共に追い込まれた撮影だったと語っています。
舞台挨拶では永野さんにサプライズで贈られた原作者のやまもり三香さんから手紙があり、「(主人公の)すずめが芽郁ちゃんでよかった」という労いの言葉に大号泣し、永野さんの気持ちに寄り添う山本さんや、劇中さながらにハンカチを差し出す三浦さんと白濱さんの紳士ぶりなど映画の枠を超えてキャスト陣の絆を感じるやり取りも見られました。
(引用:http://www.moviecollection.jp/news/image.html?p=11023&image=8)
今作の映画撮影にて如何に皆が一丸となって心血を注いだかが分かるエピソードであり、だからこそ原作者も絶賛する映画となったのではないでしょうか!
ひるなかの流星|ネタバレと感想
ここから先は映画のラストまでのネタバレです。
興味のある方はそのままスクロールしてください!
(引用:http://chachaswitch.com/2018/07/06/post-6161/)
新年度を迎えると獅子尾は担任ではなくなっていて、馬村とすずめは恋人同士となりました。
獅子尾への未練が未だ残っているすずめでしたが、馬村の真摯な告白に、彼女もまた向き合おうと決意したのです。
後日、馬村は体育祭のクラス対抗リレーの選手に選ばれます。馬村を応援するために鉢巻きに刺繍を施すすずめ。そんな中、体育祭用の道具を管理する獅子尾は放課後まで頑張るすずめを見守っていました。久しぶりに2人っきりで過ごす時間は獅子尾の気持ちを揺さぶり、思わずすずめを抱きしめてしまいます。すずめは動揺を隠し切れず、走り去ってしまいました。
(引用:http://chachaswitch.com/2018/07/06/post-6161/)
体育祭本番。なんと獅子尾が急遽、代理でリレーに参加することになり、それも馬村と同じアンカー担当でした。すずめは、内心どちらを応援すべきなのか決められません。接戦の末、僅差で馬村が勝利し、チームを優勝へと導きました。
リレーには勝った馬村ですが、すずめとはどこかよそよそしい態度になってしまいます。すずめは状況を打破しようと、、馬村と一緒に合宿講習に参加することにしました。
馬村の本心を探ろうとするすずめと、実はずっと、すずめの獅子尾への未練が気になって仕方ない馬村。そんな中、同級生の提案で諭吉のお店を貸切って打ち上げをすることになりました。早速、諭吉に電話したすずめですが、そこで獅子尾が事故にあったと知り衝撃を受けます。
落ち着かないすずめを見て、馬村は獅子尾に会いに行くように背中をしました。
(引用:ドラマネタバレあらすじ.biz/2017/11/29/ひるなかの流星-動画-フル-デイリー/)
すずめは驚きましたが、馬村の気遣いを無駄にしないために走り出します。ぽつんと取り残された馬村。その傍にゆゆかがやってきます。馬村はすずめを獅子尾の元へ送り出してしまった後悔と、誰かの代わりでもすずめの傍に居たかったという胸の内を吐き出すのでした。
一方で、病院に着いたすずめは病室を聞こうと受付へ急ぎます。しかしその前に、事故に遭った筈の獅子尾が声を掛けてきました。事故と聞かされたすずめでしたが、容体はかすり傷程度で済んでいたのです。
実は、事故は獅子尾が諭吉に正直な気持ちを告げに行った帰りに起こったものでした。帰り際に獅子尾は自転車とぶつかってしまい、病院へ運ばれたのでした。
心配して駆け付けたすずめに獅子尾はこれまでの気持ちを伝えます。すずめもまた、獅子尾への今の気持ちを伝えます。獅子尾のことは好き「だった」と。獅子尾への気持ちは「初恋」だったと真摯に伝えたすずめは、晴れ晴れとした気持ちで馬村の元へと急ぎました。
一人佇む馬村を見つけたすずめは、彼の名前を叫んで勢い余って馬村を押し倒してしまいます。
起き上がる間もなく、すずめはありったけの気持ちを馬村へ伝えます。
(引用:http://zyou-hou.com/archives/405)
馬村は酷く驚きながらも、すずめの気持ちをしっかりと受け止め、自分に馬乗りになったままの彼女に下からキスをします。思いもよらないファーストキスのタイミングに戸惑うすずめでしたが、馬村を好きだと実感するのでした。
そんな2人をゆゆかは陰ながら見守っていました。幸せそうな2人の姿に「むかつく」と言いながらも、彼女は親友の幸せを祝福するのでした。
ようやく素直になってすずめと向かい合った獅子尾も、清々しい表情で諭吉にフラれたと報告します。
すずめは小さい頃に見た真昼の流星に思いを馳せます。それは偶然ではなく、見えなくとも常に星は存在している。自分にとって「ひるなかの星」は馬村なんだと幸せを噛みしめながら。
めちゃくちゃ大好きな映画( ᵕ ᵕ̩̩ )
この映画で芽郁ちゃんへの愛がぐんぐんあがった特別な作品
おめでとうございます㊗️❤︎これからも愛され続けますように!!!!#永野芽郁 #白濱亜嵐 #山本舞香 pic.twitter.com/FKwvK4BMR3
— き い (@0924_ki___) March 24, 2020
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私はあの日映画館越しにみたあの涙を
一生忘れません話し出すときりがないので、、
だいすきなひるなかチーム、
おめでとう✨✨#ひるなかの流星 pic.twitter.com/O7d73JciKv— R i ♡ (@_O924M_) March 24, 2020
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漫画やアニメの実写映画では評価が低いことがままありますが、今作の「ひるなかの流星」は映画公開から数年経ってもなお愛されているようです。
特に、この映画をきっかけにヒロイン役の永野芽郁さんを好きになったという声も多く、彼女の涙を流すほどの努力が実を結んだと言えます。
何度も繰り返し見ているというファンも少なからずいるようで、実写映画として胸キュンラブストーリーとして大成功の良作と言えます!
ひるなかの流星|まとめ
映画「ひるなかの流星」は大ヒット少女漫画が原作ですが、その肩書きに負けず劣らずの良作の胸キュン映画です!
青春恋愛映画の演出を得意とする新城毅彦監督の手腕が光る作品で、公開から数年経った今も根強いファンが多くいます。また、ヒロインのすずめを演じる永野芽郁さんははまり役と絶賛されており、この映画を機に彼女のファンも増えています。
実写化には珍しい高評価の映画「ひるなかの流星」を貴方も是非ご覧になり、甘酸っぱい青春の素晴らしさをご堪能下さい!
(引用:https://www.cinemacafe.net/article/img/2017/03/25/48100/272880.html)
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