2017年放映の映画「リベンジgirl」は、自分が極度の性格ブスだと気づいていない才色兼備のヒロインが、失恋をきっかけに女性初の内閣総理大臣を目指すラブコメディです。
メガホンを取ったのは三木康一郎氏。映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などを手掛けた監督です。
また、今作は女優の桐谷美玲さんが映画「ヒロイン失格」以来2年ぶりの主演を務めることでも話題になり、桐谷さん演じるヒロインの美女ぶりと性格ブスっぷりに注目が集まりました。
今回は、そんな映画「リベンジgirl」の魅力をご紹介します!
リベンジgirl|あらすじ
宝石美輝は東大を首席で卒業し、ミスキャンパス・グランプリにも輝いた超完璧な美女です。
しかし彼女は唯一の肉親である高校生の妹・美咲に心配されるほど自信過剰であり、周囲のことなど考えない無自覚の性格ブスでした。
そんな美輝は、政治家一家の御曹司である斎藤裕雅と付き合っていました。
ある日、裕雅から電話をもらった美輝は婚約のプロポーズをされると思いましたが、裕雅の狙いは一同に交際中の彼女達を集めたいと言う身勝手なものでした。
プライドが高い美輝は自分が女遊びの1人に過ぎなかったと知り、失恋のどん底を味わいます。
そして酷く傷ついた美輝が決めた失恋の“リベンジ”は、総理大臣になって将来を約束された裕雅を見返すことでした。
思い立ったら直ぐ行動に移す美輝は、自分を政治家へと育ててくれる敏腕秘書の如月凪子の協力を得ます。
如月は自分の事務所の教え子で、どんな新人候補も選挙戦で勝たせてきた政治秘書の門脇俊也に美輝を任せたいと持ちかけます。
しかし俊也は嘘ばかりで自分のことしか考えない政治家に嫌気が差し、秘書の仕事を辞めて政治塾で働いているところでした。
我が儘で自分勝手な美輝の面倒など見たくないと如月の提案を断りますが、いつまでそうして秘書の仕事から逃げているのかと諭され、美輝の秘書を渋々引き受けることになります。
仕方なく美輝を政治家に育てることになった俊也ですが、2人の関係は最悪でした。
事あるごとに厳しく指導する俊也と身勝手な美輝。お互いに大嫌いな存在ながら、何とか目標のために一歩一歩進んでいきます。
やがて美輝は「青和党」の公認を得て、新人政治家候補として選挙戦に参加することになりました。俊也は美輝の選挙参謀を務めることになりましたが、そこでも波乱は続きます。
美輝が政治家として初陣を果たす立候補区は、あの元恋人の裕雅が父親の地盤を受け継いだ選挙区だったのです……。
リベンジgirl|キャスト
(桐谷美玲)
(鈴木伸之)
【その他キャスト】
斎藤裕雅: 清原翔
仲手川万里子: 馬場ふみか
宝石美咲: 竹内愛紗
百瀬凛子: 佐津川愛美
斎藤茂: 大和田伸也
如月凪子: 斉藤由貴
スポーツ青空党代表: ガッツ石松
帝国政党代表: 木下ほうか
動物革命党代表: 山村紅葉
生きるパワーの会代表: バービー
映画のジャンルはラブコメディですが、新進気鋭の若手俳優陣の他にベテラン俳優や個性派タレントの名前が目立つことからキャスト人選の幅広さを感じます。
女優の桐谷さんは久しぶりの映画主演ながらその美貌は今作で遺憾なく発揮されており、とにかく美女であることが大前提のヒロイン・美輝の愛らしさと美しさを画面いっぱいに表してくれました!
恋と政治を題材にした作品ですが、美輝の妹を演じる竹内愛紗さんと桐谷さんの微笑ましいシーンも必見です!
リベンジgirl|ネタバレと感想
以下はラストまでのネタバレです。
興味のある方はこのままスクロールしてください!
(引用:https://eiga.com/movie/87562/)
選挙の票を争う相手が地盤(親の政治家の組織票)、看板(2世議員候補の知名度)、鞄(お金)と全てを持った裕雅だと思うと、苦戦は覚悟しなければなりません。
しかし、美輝は性格こそ難ありですが才色兼備たる努力家でもあり、秘書の俊也の厳しい指導を地道にこなしていきました。
初めは選挙ビラを受け取ってくれる有権者も少なくて、演説を支援してくれる聴衆もいませんでした。
それでも立候補者の美輝の努力は次第に実を結び、周囲から声援を受けるようになっていきます。
美輝は有権者の指示を集めるようになると、他人のことや政治活動に全く興味なかった筈なのに、いつしか周囲のために選挙で戦う自分に気が付きます。
また、美輝は頼りになる俊也が秘書として傍にいてくれることに、今までとは別の気持ちが芽生え始めました。
美輝はいつの間にか、裕雅への“リベンジ”よりも、俊也への気持ちが大きくなっていたのです。
そんな矢先、相手候補である裕雅は選挙区の票の行方が怪しくなってきたことから、メディアを使った美輝のネガティブキャンペーンを次々に打ってきました。
その卑怯極まりない行動に怒りを覚えた美輝は、相手の選挙事務所に乗り込みます。
美輝の苦情申し立てを裕雅は何食わぬ顔で眺め、美輝は身の丈を知らないと馬鹿だと更に卑劣な言葉を浴びせかけました。
思わず美輝は裕雅に向かって手を上げようとします。ですが頬を打つ瞬間、後からやってきた俊也が美輝の代わりに裕雅を殴ってしまいました。
その後、互いに選挙戦だったために表立った問題にはしませんでしたが、俊也は美輝の秘書を辞退します。
美輝の選挙本部長の如月は、俊也の気持ちが分からないのかと美輝を窘め、そして今の美輝に出来ることは選挙に勝つことだけだと激励しました。
有能な秘書である俊也を失った美輝ですが、それでも選挙戦の遊説に力を入れて戦います。
そんな美輝の心中にあったのはこれまで完璧だと思い込んでいた自分への愚かさと、初めは大嫌だった筈の俊也が大切な人になり、失ってなお想いが強くなっている事実でした。
選挙戦最終日の朝。美輝は妹の美咲に「後悔だけはしないように」と温かい言葉を貰います。
美咲は授業が終わったら最後の選挙演説で応援に行くと言って、学校に向かいました。
そして、美輝は選挙カーの上から応援に駆けつけてくれた有権者を前に、最後のお願いの挨拶をします。
美輝は今では選挙の結果よりも、妹の美咲の助言通り後悔したくないと、今の自分に正直でいることを選びます。
初めは失恋のリベンジで選挙戦に出馬したこと、そして相手候補の裕雅と交際していた事実を丁寧に語り始めたのです。
選挙カーを囲む有権者の聴衆は、たとえ正直な話でも裏切られたような気分になり、最初のうちは文句を言いました。
しかし次第に、かつての身勝手な姿を払拭した美輝の真摯な姿勢に惹かれ、元秘書の俊也への彼女の想いを無言になって聞き入りました。
すると、聴衆の中から応援の声が上がりました。それは、初めて支持者になってくれた高齢者ホームのおばあさんからでした。
続いて応援する子ども達からも声がかかり、美輝の正直な演説に胸打たれた聴衆は拍手を始めます。
すると、美輝は選挙カーの上から俊也を見かけたような気がして呼びかけます。
「いるんでしょ!」と美輝は選挙カーから駆け下りると、聴衆の輪の中で俊也を探します。
リベンジから始まった筈の選挙出馬でしたが、どんな時も見守ってくれた俊也を美輝はついに見つけ出しました。
「私の傍にいつもいなさい!」と言う美輝に俊也は「こんな選挙初めてだ」と彼女を見つめながら呟きます。
「私を誰だと思ってるの、宝石美輝よ!」と美輝が言うや否や、二人は唇を重ね合わせました。
そんな2人を聴衆は驚きと共に歓声を上げて祝福しました。
やがて街頭の巨大スクリーンに開票速報が流れると、そこには2万票の大差をつけて宝石美輝がトップ当選という報道。
歓喜に沸く美輝の選挙事務所。選挙本部長の如月は美輝に祝福の握手を求めました。
しかし美輝はそれを辞して、総理大臣になる日まで取っておくと、如月と最初に交わした約束を守る意志を示しました。
主演映画とかほんと嬉しすぎる😭
総理大臣を目指す役とか楽しみ😆
主演おめでとうございます😭💗#リベンジgirl #桐谷美玲 pic.twitter.com/ZGkY7B6COX— しおり ✧ (@shiori3012) August 4, 2017
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ついに25作品目の映画鑑賞です。
#リベンジgirl #桐谷美玲 #鈴木伸之 #清原翔 #馬場ふみか #竹内愛紗 桐谷美玲の魅力たっぷりの映画、あの痛い演技も桐谷美玲だから活きてます。総理大臣!設定に無理は有りますが、それも桐谷美玲だから許せます。あと竹内愛紗ちゃんこれから要チェックです! pic.twitter.com/G7ZrXymeLb— すなふき~ん (@SnufkieeeeN) December 26, 2017
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ラブコメとしては異色の政治ものストーリーでしたが、設定が奇抜過ぎたらしく、また選挙という題材をもっと丁寧に扱って欲しかったという意見もあり評価は割れています。
ですが一方で役者陣の演技は高評価を得ており、実力派俳優が揃っていたことを改めて実感しました。
そのほか、主演の桐谷美玲さんの魅力を存分に堪能できたという喜びの声も少なくありません。桐谷さんの人気と2年ぶりの主演に対しての温かな反応を確認出来たと言えます!
リベンジgirl|まとめ
「リベンジgirl」は主演の桐谷美玲さんの魅力に溢れた映画です。
元より美貌と愛らしさを兼ね備えた桐谷さんの画面いっぱいの美女ぶりは一見の価値あり!
政治を扱ったストーリーですが難しいことは一切無く、軽く楽しめるラブコメディとしてご堪能ください!
(引用:https://www.cinemacafe.net/article/2017/11/06/53709.html)
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