PRODUCE48では、国民プロデューサーの投票によって上位12位までに入ったメンバーがデビューして2年半の期間限定で活動します。
番組の放送回数も折り返し、上位組はすでに固まってきているともいわれています。
そんな中、常に上位をキープしているメンバーたちの順位が危うくなるような議論が韓国内で起きています。
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、その議論というのが”ウィスプル”問題です。
ウィスプルというのは、練習生たちの所属事務所の名称をなぞらえて作られた造語です。
そしてこのウィスプル問題では、放送分量の偏りが大きく、放送分量が少ない練習生がしっかりと評価されないまま脱落していくという悲劇が起こっているという声も上がっています。
そこで今回はこのウィスプル問題についてまとめてみました。
Contents
ウィスプル(위스플)とは?
ウィスプル(위스플)とは、議論になっている練習生たちが所属している所属事務所(企画会社)4社の頭文字をとって作られた造語です。
その事務所(企画会社)と所属している練習生がコチラです。
ウィエファ(위에화) YUE HUA | チェ・イェナ/ワン・イロン |
スターシップ(스타쉽) STARSHIP | アン・ユジン/チャン・ウォニョン |
ストーン・ミュージック(스톤뮤직) Stone Music | チャン・ギュリ/チョ・ユリ/イ・シアン |
プルレディス(플레디스) PLEDIS | イ・カウン/ホ・ユンジン |
この4社に所属している練習生たちの番組での放送分量が多いことと、4社所属の多くの練習生が上位に入っていてデビュー圏内にいることから、今回のウィスプル問題が出てきました。
ウィスプルの4社はどんな事務所?
視聴者がこのウィスプルに注目したのは、放送分量が多い練習生が所属しているということ以外にも、PRODUCE48を放送しているチャンネル(Mnet)と各会社との関係性にも理由があります。
そこで、ウィスプルに含まれている事務所(企画会社)どんな会社なのかをまとめてみました。
まず、MnetはCJエンターテインメントの系列会社です。
ウィエファ(위에화) YUE HUA |
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スターシップ(스타쉽) STARSHIP |
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ストーン・ミュージック(스톤뮤직) Stone Music |
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プルレディス(플레디스) PLEDIS |
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この4つの企画会社の所属練習生は実力があってかわいい子が多いので、人気があるというのは自然のことのように思えます。
しかし、実際には実力があるのに全く放送分量がもらえない練習生がいたり、悪魔の編集によって印象操作されてしまったような練習生もいる中、この4つの事務所の練習生たちは天使の編集で良い印象ばかりが放送で流され、放送分量もたっぷりもらえているということが問題視されました。
また、8月3日(金)の第8話で放送される第二回順位発表式での生存ラインが30位になったことも話題になっていました。
PRODUCE101のシーズン1・シーズン2での生存ラインが35位で、後半から急激に順位があがってくる他の事務所の実力がある練習生たちをカットする(脱落させる)ために30位にしたのではないかともいわれています。
私はてっきりPRODUCE101のシーズン1・シーズン2は参加者が101人だったけど、今回は最初が96人と5人少ないので、その分生存ラインも30位と5人分変更になったのかな~くらいにしか思っていなかったのですが、こういった見かたもあるんですね。。。
PRODUCE48の放送分量の影響は?
PRODUCE48において放送分量の投票数への影響はどうなっているのか調べてみたところ
第一回順位発表式で58位以下の順位となって脱落(放出)した練習生の中には、単独で放送に映る機会がないままPRODUCE48の舞台を去っていた練習生もいました。
今回PRODUCE48には14歳から25歳の練習生が参加していて、みんなデビューという夢をかなえるために一生懸命取り組んでいるので放送分量もできるだけ平等にするべきだという意見が高まっているようです。
PRODUCE48の放送分量の不公平な場面
放送分量で話題になっている韓国人練習生は?
ウィスプル疑惑の対象となっている事務所に所属している練習生は、イ・カウンちゃん、ホ・ユンジンちゃん、チェ・イェナちゃん、ワン・イロンちゃん、アン・ユジンちゃん、チャン・ウォニョンちゃん、チャン・ギュリちゃん、チョ・ユリちゃん、イ・シアンちゃんです。
その中でも特にイ・カウンちゃんが特別視されていると言われています。
ポジション評価のSide To Sideチームで、イ・カウンちゃんの放送分量がかなり多かったのですが、内容がドラマのあるような内容ではなかったことから、あの放送分量を他の練習生に使えたでしょ、という声が多くあがっていました。
確かに、イ・カウンがリーダーシップを発揮して、チームの子たちの面倒を見ている姿はとっても頼もしいものだったので、この放送の流れだと1位はカウンちゃんかなと思ってみていたのに、実際の1位が白間美瑠ちゃんだったのでびっくりしました。もう少し白間美瑠ちゃんの様子が放送されていたら、1位の納得感も高まったんじゃないかと思いました。
また、ポジション評価の放送順もウィスプルの練習生に有利なようになっていたと言われています。
というのも、実際の現場投票があった時の順番と放送時の順番が違っていて、前半で放送されたチームにウィスプル所属の練習生が多かったからです。
先に放送されていた方が国民プロデューサーによるオンライン投票では有利になるという点で、ウィスプル所属のチーム分が先に放送されたのではないか、と言われています。
放送分量で話題になっている日本人練習生は?
放送分量で話題になっている日本人練習生は、宮脇咲良ちゃん、千葉恵里ちゃん、竹内美宥ちゃん、白間美瑠ちゃんが上がっています。
PRODUCE48が始まった当初は宮脇咲良ちゃんの放送分量が多すぎる!という話題が出ていました。
お披露目の「ネッコヤ」ステージでセンターをつとめ、その後も毎回のように宮脇咲良ちゃんは放送で様々な表情が抜かれていました。
事務所別パフォーマンスでのレベル評価の時も
宮脇咲良ちゃんは「Fだと思っていた」と言っていましたが、A評価をもらっていて「なんでアレでAなの?」「あれでAならもっとAになる韓国人練習生たくさんいるでしょ!」とかなり批判も出ていました。
また、千葉恵理ちゃんも放送分量の多さから第二のキム・ソヘだと「分量差別」の話題が持ち上がっていました。
竹内美宥ちゃんは、韓国語で一生懸命国民プロデューサーに思いを伝えていたり、歌唱力も高いのに十分に評価されていないという声もあります。
そして白間美瑠ちゃんはポジション評価で1位になったのですが、なぜ白間美瑠ちゃんが1位に!?という伏線があまりになさすぎて話題になりました。
まとめ
今回書いた内容はウィスプル疑惑のほんの一部なのですが、韓国では「ウィスプルの練習生に投票するのをやめよう!」というコミュニティができて呼びかけをしていたり、YoutubeやNaverや掲示板などで練習生に対する非難や悪意に満ちたコメントが書き込まれたりという事態になっています。
時間に限りがある番組放送なので参加している練習生全員に平等な放送分量を割り当てることは難しいですし、番組もシナリオがあるのだと思うのですが、偏り過ぎていたりパフォーマンスの内容や完成度、順位との流れがよくわからない編集になっているところはどうにかしてもらえたらいいな、と思いました。
放送分量が多くなっている練習生たちが悪いわけではないのに、非難されてしまっているのはかわいそうな気もします。
ただ、放送分量についての問題は、PRODUCE101のシーズン1・シーズン2の時にも言われていたことなので、PRODUCEシリーズ(Mnet)の話題作りのひとつなのかもしれないですね。
最終的にデビュー組メンバーに誰が入ってくるか、ドキドキですね。
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